ニュース

鉄道博物館盗難事件の犯人の顔は?未だ逮捕されない迷惑行為犯はマニアの仕業?







鉄道博物館にて盗難事件が発生していたことが発覚し、
2019年1月2日に公に発表されました。

本日は、
鉄道博物館盗難事件の犯人の顔は?未だ逮捕されない迷惑行為犯はマニアの仕業?
と題して、

  • 鉄道博物館の盗難事件の犯人は?顔は判明していないの?
  • 鉄道博物館の盗難事件の犯人の逮捕状況は
  • 鉄道博物館で盗難事件、迷惑行為をしたのはマニアの仕業か
  • 盗難されたものは?
  • 今後の鉄道博物館の対応はどうなる?

などについて、詳しく見ていこうと思います。

一刻もはやく事件を起こした人が見つかって、
事を起こした犯人も、悪い事をしたと自覚してほしいものです。。




鉄道博物館で盗難事件が発覚

鉄道博物館で車両部品の盗難・いたずらがあったのは、
車両ステーション1Fに展示している

  • クモハ455形電車
  • クハ481形電車

と発表しています。

鉄道博物館側は、今回の盗難事件において警察署に被害届を提出。
原因究明と、解決に向けて全力で取り組むと言います。

展示車両の保護と、今後のさらなる重大な事故を防止するためとして、
当面の間、車内公開や運転室の公開を中止すると発表されました。

公開の中止が発表されたのは、

  • クモハ455形電車
  • クハ481形電車の車内公開およびED17形・EF58形・EF66形・ED75形の運転室公開
  • 485系屋根上機器の動作実演(交直流切替)

とのこと。
メディアでも、連日かなり大きく取り上げられています。

鉄道ファンはもちろん、たくさんの方が悲しむことです。。
見過ごすことのできる事態ではありません。

鉄道博物館で盗難事件の被害にあった展示品とは

鉄道博物館の盗難事件で盗難の被害や、
いたずらの被害にあった展示品とはなんだったのでしょうか。

下記にまとめました。

クモハ455形電車

  • 通常は施錠をしていて立ち入る事のできないという乗務員室をこじ開け、車両の正面の列車種別方向幕を「急行」から「普通」へ変えられていた。
  • ホームと反対側の乗降ドアの封鎖している部分を破り、鍵をこじ開け、乗降ドアが1cmほど開いていた
  • 列車の愛称看板「まつしま」(レプリカ)が盗難にあい、別の列車の愛称看板に差し替えられていた。

 

クハ481形電車

  • 通常は施錠していて立ち入る事のできないトイレのドアをこじ開けられ、行き先表示器が「ひばり 仙台行」から無地の状態に変更され、かつ皺が入っていた。

ということです。
事の異変に気づいたのは2018年の最終営業日だった12月28日とのこと。
巡回をしていたスタッフが、展示中の列車から「まつしま」の看板が盗まれ、別の看板に差し代わっているのを発見したのが最初だそうです。

純粋に楽しむ鉄道ファンが多い中、
たった一部のこういった非常識な人がいるから、鉄道ファン全体が悪く言われてしまっている印象を受けました。

本当に、憤りを感じるとともに残念でなりません。



鉄道博物館は、イベントや車両の一部公開を中止することを決定

鉄道博物館は、
展示車両の保護と、今後のさらなる重大な事故を防止するため、
車両の公開と、一部のイベントの中止を発表されました。

非常に悲しいことですが、
盗難をはたらいたひとには、事の重大さを痛感してほしいかぎりです。

鉄道博物館で一部中止になる項目

鉄道博物館で中止になるものは下記のとおりです。

車内公開

  • クモハ455形電車
  • クハ481形電車

※車内への立ち入り不可

運転室公開

  • ED17形電気機関車
  • EF58形電気機関車
  • EF66形電気機関車
  • ED75形電気機関車

※運転室内への立ち入り不可

定期イベント

  • 485系屋根上機器の動作実演

中止となる期間

  • 1月3日〜当分の間
    (公開再開の際は改めてお知らせがあるようです)


鉄道博物館意外にも、同様の盗難被害が相次いでいる

今回の盗難事件には、鉄道ファンにとどまらず、
世間から広く憤りの声が聞こえてきています。

しかし、同様の被害は近年全国各地で起こっているよう。

群馬県にある「碓氷峠鉄道文化むら」では、2015年から2016年に部品の一部などが盗まれる被害が多発。
被害にあった車両は、公開が閉鎖された状態に。

「部品盗難に遭ったため閉鎖します。
以前のように解放できるよう部品を戻して下さい。碓氷峠鉄道文化むら 館長」

という、心が苦しくなる張り紙がしてあります。
本当に車両がこういった形で廃棄の道をたどるのも、本当に見ていて辛いものがあります。。

自分のよくを優先して、実行に移してしまった人は、
今のこの状況を見て、どう思っているのでしょうか。。

鉄道部品は、誰が何のために盗難に及んだのか

東京墨田区にある「鉄道倉庫」での話によると、

本物なら何十万円という高値がつくこともある一方で、
鉄道博物館で盗難された愛称看板というのはレプリカ。

レプリカの愛称看板などは、売っても2000円程度にしかならないと言います。

さらに売る際には、身分証明書を提示することが求められるといい、
「販売目的での盗難は考えにくいのではないか」との見解を示しています。

鉄道博物館長も、
「ある程度詳しい知識を持つ人間の仕業かなと」
話しているようです。

鉄道博物館盗難事件への憤りの声相次ぐ

鉄道博物館盗難事件の実行犯に対して、
憤りの声が相次いでいます。

「後世に残す文化財です」
という言葉の通り、いつの世代までをも受け継いでいって欲しい気持ちは、
鉄道ファンだけにとどまらないはず。

どうか、自分のしたことに対しての「自覚」を持ってほしいと強く望みます。

鉄道博物館盗難事件の犯人の顔は?未だ逮捕されない迷惑行為犯はマニアの仕業?まとめ

本日は、鉄道博物館で起きた盗難事件について見ていきました。
鉄道博物館側も、「見過ごす事のできない問題」として、全力で問題の解決に取り組んでいるとの事ですが、
未だ犯人は発見されず、逮捕に至っておりません。

ごく一部の人が自己満足や営利目的のために盗難に及び、
そのせいで「鉄道マニアは・・・」とかひとくくりに言われているのをみると、
本当に残念で、悲しい気持ちになります。

自分のした行いを恥じてほしいですし、
今後同様な事が二度と起こらないようにと、心から思う次第です。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
また新たな情報が明らかになり次第、追記していきたいと思います。