皆既月食が話題ですが、
日本で次回皆既月食をみる事ができるのは、なんと2022年11月8日とのこと。
結構先なんですね・・・^^;
という事で本日は、
- 皆既月食とは?
- 皆既月食 次回は2022年11月8日!
- 皆既月食を簡単にわかりやすく解説!
- 赤い理由も簡単に解説!
などについて、見ていこうと思います^^
ではではさっそく、
皆既月食とは 次回は2022年!簡単に赤い理由も解説します!
と題して、見ていきましょう〜!
なかなかお目にかかれず、神秘的な皆既月食。
どういうものかを知っていると、もっと楽しんで見る事ができますよね!
それでは本題に入っていきましょう!
是非最後まで楽しんで見ていってくださるとうれしいですヽ(*^ω^*)ノ
もくじ
皆既月食とは何?簡単に解説!まずは「月食」から!
皆既月食とは何か、どういうものなのかということを、
簡単に、わかりやすく解説していきますね!
まずは、こちらの図をご覧ください。
引用:https://www.nao.ac.jp/astro/basic/lunar-eclipse.html
こちらは、月食のしくみを表した図になります。
まず、地球と月は、太陽の光を反射して輝いている天体です。
地球も、太陽の光が当たることにより「影」ができます(この影は、もちろん太陽と反対の方向に伸びています)
この太陽の光があたることによってできた「影」の中を月が通過する時に、
“月が暗くなったり”、“月が欠けるように見えたり”する現象のことを「月食」と言います。
月食は、
「太陽ー地球ー月」
と、一直線に並ぶとき(=満月のとき)にだけ起こります。
しかし、太陽のとっている道と、月が通っている道は通常傾いていて、一直線上に揃っていないんです。
満月のたびに月食を見られるわけではないのは、こういった理由があるんですね!
▼こちらの動画もわかりやすいです^^
それでは!
月食がわかったところで、「皆既月食」について見ていきましょう^^
皆既月食とは?簡単にわかりやすく!
さてさて、上記の説明で「月食」についてはわかっていただけましたでしょうか?
一応難しい言葉をゴリゴリに噛み砕いてお伝えしたつもりなので(笑)、
伝わっていると幸いですヽ(*^ω^*)ノ
さてそれでは、「皆既月食」について見ていきましょう!
皆既月食とは、月食の中に含まれる「月食の種類」の事です。
太陽の光が地球に当たる事によってできる影!
この影には2種類あるのです!
- 本影
- 半影
という、2種類の影があります。
この2種類の影の違いはこちらです。
本影とは、
太陽の光がほとんど全てさえぎられた濃い影
半影とは、
本影のまわりを取り囲んでいる薄い影
2種類の影があり、
月がどちらの影に入り込むかによって、見え方も変わり、月食の呼び方も変わるという事です。
半影食
月の一部、または全部が「半影のみ」に入った状態のこと。
半影は薄い影なので、人間の目で見ても月が欠けているかどうかははっきりとわからない程度です。
本
影食
月の一部、または全部が「本影」に入った状態のこと。
一般的に、「月食」というのは本影食のことをさすそうです。
本影の影は濃いので、月がはっきり欠けているさまが目で見てわかります。
この本影食の呼び方が2種類あり、
- 部分食:月の一部だけが本影に入り込んだ状態
- 皆既食:月の全てが本影に入り込んだ状態
ということです!
つまり、皆既月食をスーパー簡単に説明すると
つまり皆既月食とは?を、
スーパー簡単にわかりやすくいいまとめるとこのようになります!
太陽の光が地球に当たる事によって影ができる
できた濃い影の中を月が通り、ぜ〜んぶ濃い影に隠れて見えなくなってしまう現象のこと
なお、
「太陽ー地球ー月」
と一直線に並ぶときだけ、見る事ができます。
こんな感じでしょうか〜!
わかりやすくまとめたつもりですが、わかっていただけましたでしょうか?
伝わっていましたら幸いです^^
次回の皆既月食は2022年11月8日
2021/11/19 西日本で月出帯食(部分)
2022/05/16 国内観測不可
2022/11/08 東・北日本で皆既月食
2023/05/06 西日本で半影月食
2023/10/29 全国で月没帯食(部分)
2024/03/25 全国で月出帯食(半影)
2024/09/18 国内観測不可
2025/03/14 北日本で月出帯食(部分)
2025/09/08 南日本で皆既月食— いとっし~ (@SgrCapAqr) 2018年7月28日
次回、皆既月食を見る事ができるのは、
2022年11月8日と言われています。
わたしは「え〜・・・結構先だな・・・」とおもったんですが、
人によって感じ方に違いがあるようで(笑)、
「以外とすぐじゃん!」と言っている方もいらっしゃいました。
2022年11月8日に見る事ができる皆既月食は、
なかなか好条件とのことです。
- 日本全国で、本影による月食の全過程をみることができる
- 夕方の見やすい時間に起こる
というのが、なかなか嬉しいポイントですね^^
2022年の皆既月食は、
- 18:09分:月の左下が欠け始める
- 19:16分:皆既月食がはじまり、赤色に染まるきれいな月が見られる
- 19:59分:最大食(食分は1.36)
- 20:42分:皆既が終わって、復帰がはじまる
- 21:49分:部分月食も終わり、終了
と、このような流れになっているようです。
怪奇の継続時間も1時間半近くあるので、たっぷりと観測を楽しむ事ができますね^^
私は2022年と聞くと、まだまだのような気がしてしまうのですが、
気長に楽しみにしていようと思います(笑)
皆既月食 赤い理由は?簡単に解説します!
皆既月食見れました🐶✨(我が家のデジカメの限界) pic.twitter.com/O8HlPsZgFv
— プンバくん💭 (@pumba_bichon) 2019年1月21日
月食が進んでいき、月が欠けた部分の割合が大きくなってくると、
月がだんだん赤っぽくなってくるのがわかると思います。
皆既月食を迎えるころには、
赤銅色という独特のお色に染まり、本当に綺麗ですよね〜!
これは皆既月食でしか味わう事のできない月の姿で、なんとも惹きつけられる魅力を放っています。
しかし、なんで皆既月食の時の月は、赤いように見えるのでしょうか?
その理由を簡単にわかりやすく解説します^^
その理由は、
太陽の光には、このよう光が含まれています。
- 青い光(波長短い)
- 赤い光(波長長い)
月食では、
太陽の光が地球にあたって影ができると説明しました。
この影が、真っ黒にならないというのがポイントなんです!
影が真っ黒にならないのは、地球のまわりに「大気」が存在しているから。
地球のまわりには大気があります。
この大気中を太陽の光が通過するとき、
大気がレンズのような役割をして、太陽の光が屈折し経路が曲げられ、光が本影の中に入ります。
この時波長の短い青い光は、
大気中のチリや分子などによって散乱してしまい、大気をほとんど通過する事ができないのです。
(ちなみにお昼に空が青いのは、この散乱した青い光を見ているからなんだそう!なんだかすごい!)
一方で赤い光は波長が長く、散乱の影響を受けにくいのです。
多少散乱によって光が弱められはしますが、大気を通過する事ができます!
このように、大気にの散乱の影響を受けにくい赤い光だけが、
大気を通過する事ができます。
この時に大気によって屈折し経路が捻じ曲げられ、本影の中に赤い光が届きます。
この光が皆既月食の時の月を照らしているので、赤い色に見えるのですね!
日の出や日の入りの時の太陽は赤い色に見えますよね?
あれもおなじ理由なんだそうです。
引用:http://naojcamp.nao.ac.jp/phenomena/20111210/about/color.html
【まとめ】皆既月食とは 次回は2022年!簡単に赤い理由も解説します!
本日は、
皆既月食とは 次回は2022年!簡単に赤い理由も解説します!
と題して、皆既月食とはどんなものなのか、
赤い理由についても簡単に、わかりやすく解説しました!
次の皆既月食は2022年との事で、ちょっとまだ先ですが、
皆既月食とはどんなものかということを知っているだけで、もっと天体観測が楽しくなりそうですよね!
それでは、
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました〜^^