暑い日が・・・暑すぎる日が続いております。。
なんと40度を超えちゃった地域もチラホラ。
台風の影響?これがフェーン現象ってやつなの?
ということで本日は、
「フェーン現象とは何?わかりやすく簡単に説明!台風一過との関連は?」
と題しまして、
- フェーン現象とは何?をわかりやすく簡単に解説!
- 台風との関連は?
- 台風一過とは何?
ということなどにつきまして、
あれこれ詳しく調べて参りました!
フェーン現象って、なんとな〜く「こういう意味かな」って自分の中にはあるんですけど、実際に詳しく知っているわけではありませんでした。
なのでこの暑さを機に、「フェーン現象について詳しくなってやろう!」と。
そうでも思わないとこの暑さに負けてしまいそうですから。。
フェーン現象について詳しくなって、暑すぎるのを堂々とフェーン現象のせいにしてやろうじゃないか!と(笑)
さぁさぁということで、さっそくスタートしていきましょう。
ぜひ最後まで読んでいってくださると嬉しいです(*ˊᵕˋ*)੭ ੈ
もくじ
フェーン現象とは何?わかりやすく簡単に説明!
台風10号の周囲を吹く南風が山を越え、日本海側は今日15日(木)もフェーン現象が発生し、気温が高くなっています。新潟県三条では12時30分に40.0℃を観測。40℃を超える気温が観測されるのは、昨日14日(水)の新潟県高田に続き2日連続です。https://t.co/Ot6MzEESXF pic.twitter.com/Do1xQoVQDR
— ウェザーニュース (@wni_jp) 2019年8月15日
▲フェーン現象によって40度を超えました。。暑すぎ。。
さて、”フェーン現象“という言葉をご存知でしょうか?
私はご存知でした。一応。。
そして、自分の中で「フェーン現象=なんとなくこういう意味」というのを持っていたつもりなんですけど、
今回調べてみて、私のこれまでの「なんとなく」はことごとく打ちのめされてしまいました。。
フェーン現象の仕組みや原理はのちに説明するとして、
わかりやすく、かつ簡単に説明するとこのようになります。
高い山の上から下(ふもと)に向かい熱い空気が流れ込み、山を超えた空気が異常に暑くなる現象です。
台風などによって山に向かって風が吹いた時に、
その影響で山を越えた暖かい空気が山のふもとに流れ込み、風下側の気温が上がることを言います。
このフェーン現象の影響によって、
非常に強い風が吹いたり、気温が急激に上がったりします。
わかりやすく簡単に説明したつもりですが、イマイチなんのこっちゃですよね。。
ということで画像を見ながら、フェーン現象の原始や仕組みについて見ていきましょう!
フェーン現象の仕組みや原理は?
引用:https://clean-trend.com/20160809-2/
上記の画像では、向かって左(風上側)から右(風下側)へと風が吹いています。
山を挟んだ左側(風上側)と右側(風下側)では、まったく気温が違うことが見てわかりますよね。
この時何が起きているかというと、
引用:https://clean-trend.com/20160809-2/
- 水蒸気を吸った空気(風)が山にぶつかると、その空気(風)は山に沿って上へ上へと登っていきます。
- 山の上に行くにつれ気温が下がります。気温が下がると水蒸気が発生!
- 空気(風)は、山の上に登っていく途中に水蒸気から細かい水滴へと変化します。この水滴の正体が雲です。
- 山に沿って空気(風)が登っていく際に、雲は雨や雪となります。
- 雨や雪となって水分が抜けることにより、山を超える前には雲がほぼ無い状態になります。
- 水分が無い状態なので、山を超えて山のふもとに流れる空気(風)は、カラッカラに乾燥した空気になっています。
- 水分がなく、雲が無い状態なので=見事に晴れます。山の反対側(風下側)は晴天となります。
- 山の反対側で山に沿って乾いた空気(風)が下降する時、100mごとに気温が1度上昇します。
- その結果、風上側(画像左)よりも、風下側(画像右)の気温が高くなるという現象が起こります=これが「フェーン現象」です。
「山を超えた風が山の下(ふもと)に流れ込む時に、
カラッカラの空気とともに、気温があっつくなってる現象です」
なんとなくでもおわかり頂けましたでしょうか?
山を超えた向こう側で気温が爆上がりするということですね。
私のこれまでの「なんとなく知ってるつもり」は見事に違ったのですが、読んでくださってる方々は合っていましたでしょうか?
これで堂々と、
「フェーン現象のせいであついんだ!ばかやろ〜!」
と、声を大にして叫ぶことができます( ・`ω・´)✧
フェーン現象が起こる時期や季節はいつ?
フェーン現象の仕組みについて理解したところで、
“フェーン現象が起こりやすい季節や時期はいつ頃なのか“、ということについて見ていきましょう。
調べてみると、フェーン現象は1年を通して起こることがあるそう。
しかし中でも代表的なのは、5月頃〜9月頃などでしょう。
春頃は太平洋側から急に暖かい空気が流れ込むことで起こることが多いですし、
夏頃は台風の影響が大きいでしょう。
フェーン現象により空気が乾燥するため、火災などがおこった場合は被害が大きくなりやすいのも特徴です。
フェーン現象が起こりやすい地域は?
フェーン現象が起こりやすいのは、日本海側と言われています。
フェーン現象は、高い山があればその両端側で起こる可能性はどこでもあるのですが、
北側にある日本海側よりも、南側にある太平洋側から吹く風の方が熱い空気になりやすいため、
日本海側の方がフェーン現象が起こりやすいと言われています。
台風一過の意味とは何?
フェーン現象や台風と一緒に検索されやすいのが「台風一過」です。
台風一過とは、
台風が通り過ぎたあとに、空が晴れ渡り天気がよくなること。
をさしています。
台風が通り過ぎたあとに、台風が来る前に比べより晴れているように感じるのは、
台風ととも大気中のチリやゴミ、雲などまでが過ぎ去って行くので、
太陽の光を遮るものがなくなり、より綺麗に晴れているように感じるとのこと。
確かに台風が通り過ぎたあとって、異様なほどにピッカピカに晴れているように感じる時ありますもんね〜。
こういうことだったんですね!
フェーン現象とは何?わかりやすく簡単に説明!台風一過との関連は?まとめ
本日は、
「フェーン現象とは何?わかりやすく簡単に説明!台風一過との関連は?」
と題して、フェーン現象や台風のことについて詳しく見ていきました!
- フェーン現象は、山を超えた風が山の下(ふもと)に流れ込む時に、乾燥した空気とともに、高温になって流れ込む現象。
- 1年中起こる可能性があるが、多いのは主に春〜夏。太平洋側から暖かい空気が流れ込むことが多い春と、台風の影響を受ける夏。
- 日本海側の方がフェーン現象が起こりやすい。
温暖化で地球全体の気温が高くなっていると、そもそも流れ込んでくる気温自体が高いということですからね。。
そりゃフェーン現象で40度超えますよね・・・と、なんだか妙に納得してしまいました。。
とはいえ都内などでもコンクリートの照り返しなどにより、
「体感温度は40度超えてるだろ」って思う時ありますよね。
本当にできることから少しずつ、みんなで意識していかなきゃなぁ〜としみじみ思った今日この頃でした。
ではでは!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました〜( ⸝⸝•ᴗ•⸝⸝ )੭